民泊をやりたいと思っている方に

住宅宿泊事業法(民泊新法)が成立し、民泊を取り巻く状況も変化してきました。以前ならグレーゾーンとして許されてきた、民泊運営も法律がきちんとできたことによって、取締りが今より厳しくなることが予想されます。

現に逮捕されている例もあるくらいです。今から民泊をはじめる方は合法民泊でないといけません。

しかし、合法民泊をするためには、かなり手続きが複雑なのを覚悟しておきたい。(クリアーしていく喜びもあるのだが…)手続きの難易度は難しい順で、旅館法業に基づくもの、特区民泊、住宅宿泊事業法(民泊新法)になります。

手続きは面倒だし、金銭的に余裕がある人は、手続きを専門家(司法書士)などに任してもできることはできます。

民泊をやろうと思った場合、自分がどういう形の民泊を目指すかによって、民泊のやり方が変わってきます。それによってまた身につけないといけない知識も変わってきます。

ではどういうものがあるのでしょうか。民泊をビジネスとしてやるのか、それとも国際交流を目的としてやるのかで、民泊の選び方から変わってくるので、

イロイロな民泊を知るのは勉強になるのでいいのですが、自分の目的をはっきりさせてリサーチをすると無駄が少なくなります。

ビジネスとして考えるならば、民泊をする地域、立地条件など要因はイロイロあるだろうが、ビジネスチャンスがあることには間違いないと思います。その場合旅館法に基づく民泊、特区民泊を選択するのがよいと思います。

国際交流や語学の習得を目的とするなら住宅宿泊事業法(民泊新法)に基づく民泊がいいでしょう。

そこでAirbnbをとりいれるのであれば、多少の語学力が必要になります。アカウントの登録やゲストとのメッセージのやりとりに必要になってきます。英語が話せるのが一番だが、最低限の読み書きはできないとむずかしいかも… 

得意な人をクラウドソーシングでメール担当として雇うこともできます。

民泊イコールAirbnbというぐらい、民泊仲介サイトとしては、Airbnbが知名度も高いですが、他にも会社があります。例えばAgodaはアジア圏では、かなり強い予約サイトです。そのほかHomeAwayなどもあります。それぞれの特徴を見てみましょう。

Agodaはもともとホテル予約サイトで、ホテルと比較されるため料金が高めになる。コールセンターとゲストと応対を支援してくれる。デメリットとしては物件登録まで1ヶ月位かかってしまう。システムが複雑で設定が難しい。

補償制度(キャンセルになった場合にゲストから直接回収しないといけないので事実上ないのと同じ)がないなどが挙げられます。HomeAwayは登録は比較的簡単、Airbnbとのカレンダー同期機能もあります。

デメリットとしては予約の変更、キャンセルはメールで依頼しないといけない、Agodaと同じく保証金制度がない、です。

民泊のことを知ろうとすることで、Airbnbしか知らなかったのが、他社の予約サイトのことが知れたり、民泊に関する法律の事を勉強してみたり、イロイロなことを知ることができます。

また実際にお客様(ゲスト)に会うことで様々な経験ができるようになるはずです。

せっかく、民泊に興味を持たれたのですからご自分でもっと民泊、Airbnbのことを調べてみてください。そのなかで民泊をやりはじめる人が出たら嬉しいです。